信用金庫さんとのお付き合い

前回は法人・団体名義で銀行口座を開設することの難しさをご紹介しましたが、実行委員会名義での口座は開催地の信用金庫さんで作ろうと考えました。

メガバンクや地銀がある中、信用金庫さんを選択したのには理由があります。

大雑把に言うと、多くの信用金庫さんは地域に密着した営業スタイルを取っておられます。

確かにメガバンクの口座を持っていれば日本中どこへ行っても支店があって便利ですが、その地域の企業との親密性に欠けるところがあると思います。やはりメガバンクは全国規模の大企業が使ってこそ、最大限にその恩恵を受けることができる感じですね。

その点、信用金庫さんというのは行員さんが靴底をすり減らして街中を歩き回って取引先との関係を構築していることが多いです。ですから、地域の情報に精通していることが多く、付き合い方次第では非常に有益な情報を提供してもらうことができます。

とは言っても、信用金庫さんも金融機関の一員です。起業したばかりの会社や団体に簡単に口座を開かせてくれることは滅多にありません。しかし口座を持たないことには何一つ始まりませんので、どうしても口座開設にこぎつける必要があります。

そこで、わたしは市長さんとの窓口役としてお世話になっている秘書課の課長さんに信用金庫さんを紹介してもらうことにしました。

そして、やはり課長さんのパワーは絶大です。大相撲地方巡業の実行委員会として課長さんから紹介していただいたおかげで最初から口座開設してもらえるという前提で信用金庫さんを訪れることが可能になったのです。

この間、課長さんは支店長さんに直々に連絡を取って下さり、支店の次長さんがわたしの担当になっていただけるということでお電話までいただけたのです。

妻と2人で立ち上げた会社名義の銀行口座を作るのに1ヶ月以上の時間がかかったのに対して、課長さんを通じて実行委員会名義の銀行口座開設をしようとすると障害が全くないのです。唯一障害らしいものがあったとすれば、本当に相撲協会が巡業に来てくれるのか?という信用金庫さんが抱く疑念だけだったと思います。

実際に地方巡業の正式契約というのは開催日が近くなるまで締結されません。そして正式契約まではあくまでも開催内定というレベルの話に過ぎません。金融機関からすればやはり契約書の存在の有無を一番重視します。

そこで次長さんから言われたのは、「巡業担当の親方から一言、巡業の開催が協会内で内定しているとおっしゃってもらいたい」というものでした。幸いなことに、この連絡をいただいた数日後に、担当の親方と一緒に市長さんとお会いする予定があったのです。そのことを次長さんに伝えて、市長さんとお会いした後に信用金庫さんを訪れることになりました。

当日は次長さんと約束していた時間の10分ほど前に親方と一緒に支店に到着しました。案内されたのは店頭の窓口ではなく、支店の応接室でした。この日は親方が多忙ということもあり、三者で名刺交換をするだけにとどめて、口座開設の手続き自体は後日改めてということになりましたが、テレビで良く見る親方本人が目の前にいるということだけで次長さんには本当に喜んでいただけました。もちろん口座開設に問題となるような障害はすでに一切ありません。

秘書課の課長さんからの紹介、そして親方の知名度の高さ。この2つの大きな力によって実行委員会では全く苦労することなく信用金庫さんとのお付き合いできるようになったのです。
このところ、「ビジネス!ビジネス!」感の強い話ばかりでしたので、次回は軽い話題をテーマにしてみたいと思います。

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