土俵設営の業者さん

前回の記事では、地方巡業で使う土俵について書いてみました。

今回はその土俵作りを専門とされている業者さんのことについて書いてみたいと思います。

多くのメディアなどで土俵作りをするのは呼出しさんだと紹介されています。そして実際に呼出しさんは土俵作りのプロフェッショナルです。

ただ、地方巡業で使う土俵は前回ご紹介したような型枠を使って作り上げることがほとんどです。そのため、型枠や会場の床を養生するシートなど地方巡業の会場設営に必要な資材の準備も含めて、地方巡業で使う土俵作りを専門とされている業者さんが複数社あります。

これは昨年発売された巡業の様々な面を取り上げている内容の濃い雑誌ですが、この雑誌の38~39ページに会場の設営風景の写真が多数掲載されています。そのうち38ページの左上には呼出しの邦夫さんと一緒に土俵作りの作業をしている業者さんが写っています。他にも黒いTシャツ姿で作業をされている方の多くがこの業者さんのスタッフの方達なのですが、本当にプロフェッショナルです。わたしが開催を予定している巡業では、これらの写真に写っている業者さんにお世話になることが決まっています。

彼らは設営時間に余裕のない中で、わずか5時間ほどで立派な土俵を完成させてくれます。
しかもこの業者さん、土俵作りだけというわけではないんです。会場の大きさを正確にレーザー測定した上で当日用のマス割(座席図面)を作って下さり、さらに開催前日には土俵を作る傍らで、床にカラーテープを貼り、それぞれのマスを区切る作業もしていただけます。
他にも支度部屋の準備や関係者以外立入禁止と書かれた紙を必要な箇所に張り出したりして、会場内の混乱を未然に防ぐ手筈も整えて下さいます。

そして開催当日は巡業運営のプロフェッショナルとして、プログラム進行を支えてくれる上に、場内警備や運営スタッフがすべきことをテキパキと指示してくれるのです。

地方巡業はこのような専門の業者さんなしには成り立たないと言っても過言ではありません。
先場所限りで引退された東関部屋の高三郷さんは、地方巡業の土俵設営会社に就職することが決まっているという話をtwitterで見かけましたが、恐らくこの業者さんだと思います。

高三郷さんは長らく地方巡業で初切をされており、地方巡業には欠かせない人気力士の1人でしたが、第二の人生でも、相撲に深く関わる会社で働けるとのことで、かなり恵まれていると言えるかもしれませんね。

来年予定しているわたしが勧進元の巡業でお会いできるかもと思うと今から楽しみでなりません。

ブログランキングに参加しています!
応援よろしくお願いいたします!
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村