地方巡業開催が決まる時期

今までの記事でも触れましたが地方巡業を開催するには、まず開催地を決めることが先決です。

そして開催地の自治体の支援や地域の企業などから協力を得られる目処がたって、ようやく地方巡業開催の名乗りを上げることになるわけです。特に自治体の協力は会場となる体育館の使用許可を得られるかどうかに大きく関わってきますので、不可欠と言えます。この問題をクリアしないことには、地方巡業を開催することは絶望的となります。

では、自治体の協力を得られる目処がたてば、いよいよ相撲協会に地方巡業開催の申込をすることになります。

相撲協会のHPでも勧進元募集ページがありますが、ほぼ全ての勧進元さんは親しい親方を通じて申込していると思われます。もちろん直接申込をしても全く問題ないと思います。地方巡業の開催が初めてということであれば、巡業部の親方が親身にアドバイスしてくれますし、協会側としても全ての巡業の成功を願っているはずですので、仲介してくれる親方がいなくても心配する必要はありません。

しかし、可能であればやはり親しい親方を通じて申し込む方が良いと思います。日頃からいつでも電話やメールでやり取りができる親方がいれば本当に心強いです。そのような親方がいれば、冒頭で触れた自治体への協力要請をする際にも、地方巡業開催の意向があるということで市長さんへの面会にも同行してくれたりしますので、最初に市長さんにお会いする際には有名な親方が来るということで本当に歓迎されます。

他にも時期に応じて担当親方が適宜アドバイスをしてくれますが、地方巡業のような大掛かりなイベントは生き物と同じです。全く同じ地方巡業というのはありえませんから、個別具体的なことに関しては、その時になってみないと答えようのないというものも数多く存在します。
しかし、そうは言っても、気になることはやはり必要な経費や人員についてのことです。そんな時に親しい親方がいると、「だいたいでいいんで、教えて下さい」と言えば、担当親方に聞きにくいようなことでも親身になって教えてくれます。これは本当に大きいです。さらには、親方の知り合いの勧進元さんを紹介してくれて実際の地方巡業の運営について見学できるよう手配してくれたりもします。

このようにして、直接協会に申し込むのか?親しい親方を通じて申し込むのか?を決めるわけですが、親しい親方を通じて申し込む場合、協会と連絡を取り合うことは一切ありません。親方が巡業スケジュールの資料を見ながら、「*年の*月の巡業なら押さえられると思いますよ」とその場で開催時期が決定します。

そしてこの時に提示される開催時期というのが、おおよそ2年先になります。ここで提示された時期で問題ないと判断すれば、親方に協会への取次をお願いするという流れですね。
それにしてもこの2年先という事実。みなさんはどう思いますか?

実際に開催に必要な準備期間は効率よく進めていけば半年ほどでなんとかなるような気はします。しかし実際に予約を取れるのは早くて2年先。それほど地方巡業というのは人気があり、申込が多いという証だと思います。

ちなみにわたしは2年後の冬巡業(12月)まですでに申込を済ませていますが、恐らく他の勧進元さんも同様でしょう。多少調整する部分はあると思いますが、すでに2年後の年末まで巡業の申込が埋まっていると考えて間違いないはずです。もしかしたら3年後の春巡業のあたりまでほぼ埋まっているかもしれないですね。

このように現実感のない遠い未来に向けて少しずつ準備をしていく。それが地方巡業の裏側だと言えます。

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